佐久間大介のバレエ経歴は奇跡
優しいスノ担さんたちがブログを紹介してくれて、沢山の人が読んでくれたっぽい。
妻に「ブログとかツイッターで、沢山のSnow Manファンの人が嫁ちゃんのこと褒めてくれてるよ~。」 と伝えると
「え、じゃあ佐久間くんの凄いところ言いた~い!今から言うから、ゆきちか書いて!」
と、某RGのあるあるネタのように、ペットボトルをマイク代わりに持って、サイドステップで踊りだした。かわいい!!!!!めちゃくちゃかわいい!!!!!そんなお願いされたことない!!!書くよ!!!!おれ、佐久間くんとは嫁が可愛いって話でめちゃくちゃ仲良くなれると思うんだけど、どう!!!!?(どうってなんだ。)
と沢山凄いところを話してくれたけど
今回は「佐久間くんのダンスの経歴が奇跡」ってことをまとめようと思う。
佐久間くんを初めて見た印象
前にブログでも書いたけど、妻が初めて佐久間くんを見た時の印象はこんな感じ。
・佐久間くんはバレエ出身?
・いいタイミングでやめた。中学生とか?
・基礎と表現は習得していて、真ん中の応用基礎はいい意味で染みついていない。
・バレエ経験をうまぐ利用している非常に稀有な存在。
・ダンス経歴が気になりすぎる。
他のジャンルについても話したい事はたくさんあるが、今回はバレエに焦点を当てて話したいと思う。
バレエを習得するには
バレエ経験者のよくある踊りは大きく分けて2パターンと思っている。
1.ちょっとバレエかじっただけで、なんちゃってな人
2.長年バレエだけを経験し、何踊ってもバレエっぽくなっちゃう人
どちらも良くない。でもよく見る。
一般的に、バレエだけを習っている人が上達するオーソドックスなステップはザックリこんな感じらしい。
【①幼少期に習得してほしいこと】
・柔軟性
・リズム感
・止まって見せるという概念
【②小学校低学年辺りで習得してほしいこと】
・そのジャンルの当たり前
・先生が言ったことは絶対にやるという精神力
・お客さんにこう見せたいという執着心
【③小学校高学年以降で習得してほしいこと】
・スキル
・表現力
「ちょっとバレエかじっただけで、なんちゃってな人」は、①と②の半分ぐらいを習得してる。だから結局③の表現力はついていないからなんちゃってに見える。
「長年バレエだけを経験し、何踊ってもバレエっぽくなっちゃう人」は③の表現力はあるけど、だるま落としの真ん中が中々抜けないのと同じで、②のバレエの当たり前が染みついて抜けないのだ。
他のジャンルとバレエが大きく違うのは、幼少期に身体を作り替えないと高いパフォーマンスができないという点だ。
例えば、肩が硬くて腕が後ろにいかなければ白鳥の役は踊れない。
例えば、膝とつま先が綺麗に伸びなければお姫様役は踊れないのだ。
(最終的には生まれ持っての素質になるが、一般的にバレエが踊れるためになるには……って話です。この辺はダンス経験者の方意見が山ほどあると思いますが、何となく言いたいことは分かっておくれ。)
①の基礎ができていないと、②③は習得できない。首座ってない赤ちゃんは寝返り打てないのと一緒だ。
(他のジャンルは大きくなってからでも多少間に合う。高校生からダンスを初めてプロになった人もいるが、バレエではほとんどあり得ない。いたとしたら、その人は生まれ持って全てを持ち合わせている類まれなる天才の人だ。生まれた時から普通じゃないのだ。)
佐久間くんは、①③はできていて、いい意味で②のバレエの当たり前だけが染みついていない。 でも佐久間くんの表現の仕方は②の段階を飛ばして③を身に着けるような、頭のいい感じじゃない。悪口じゃないよ、阿部ちゃんみたいな考えられた頭の良さじゃなくてもっと直感的な感じ。本当になんで????と妻は半年ぐらいずっと言ってた。
佐久間くんのダンス経歴
そして謎は解けました。
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佐久間くんがインタビューでダンス経歴を語ってくれてました。
・幼稚園の時体操教室に通っていた
・小学2年生 ヒップホップ
・小学4・5年生 色々なジャンル(ジャズ・ヒップホップ・ロッキン・ブレイキング・ハウス・バレエ)
・最後の方はバレエ団にも習いに行った
・ジャニーズに入ったので途中でやめた(入所日:2005年9月25日 当時13歳)
この記事を読んで妻は「まじの奇跡じゃんこの人!」と驚いていた。
【①幼少期に習得してほしいこと】
は、体操でも概ね同じようなことをしてくれる。柔軟性や基本的なリズム感、ポーズは止まるものという概念はここで培われたのだと思う。
【②小学校低学年辺りで習得してほしいこと】
「先生が言ったことは絶対にやるという精神力」「お客さんにこう見せたいという執着心」はヒップホップでも同じだ。ただバレエというジャンルの当たり前を習得しなかったのが佐久間くんにとっては良かった。(バレエの当たり前とは、例えば床から離れたら爪先は必ず伸ばすとか、身体は引き上げ続けるとか、足の外側ではなく内側のラインを使うとかだ。)
ここまで、①②で習得しておいてほしいことをバレエ以外で習得できていたので、③の表現力を身につけることができたのだと思う。
また最後のほうはバレエ団で習ったとも言っていた。バレエ団だと普通のお教室よりも上半身の指導が多くなる傾向がある。これも佐久間くんにとっては良かった。
下半身のバレエ的な表現はバレエの当たり前がないと習得できない。下半身はリズム、上半身はメロディーとよく指導するがメロディー表現は上半身でするものだ。佐久間くんのバレエっぽい優雅な音ハメ表現と言うのはここで培われたのだろう。
これが高校生以上になってくると男性としての力強さといったような表現が表現の指導が増えてくる。その男性らしい力強い表現を習う前にバレエを辞めたことが、佐久間くんの儚さのような今の表現につながっているのではないかと思う。
辞める時期まで奇跡的だ。
まとめ
振り返ってみると、他のダンスをやるにあたってある意味「邪魔」ともいえるバレエの要素は習得せずに、良いところだけを学べている。 だるま落としで例えると、バレエは赤いだるま、ヒップホップは青いだるまだと仮定する。
元々違うものが「青赤青赤」と積み重なって、たまたまシンデレラのようにジャストフィットしたような本当に奇跡としか言いようのない経歴を持っている。
すごい。佐久間くんはすごい。天才。
やろうと思ってもなかなかこの経歴は詰めない。
さらに言うと、
この習得してほしい年齢っていうのは大体の目安だ。その教室やバレエ団によってどの時期、どのタイミング、どの先生に習うかによって全く変わってくる。これは奇跡が5回ぐらい連続して起きたことだと思う。
やろうと思ってできることじゃない。
この経歴がどれだけ凄い事か・・・。
嫁ちゃんからすると奇跡としか言いようがないらしい。
またバレエは舞台の上でしか踊らない。
だからモデルでも、演技でも見られる「ラウール」と違って「佐久間大介」は舞台の上でしか見れないのかなと思う。
まって、また別の話題になりそう……。長くなるからまた今度!!!!!