Grandeur 初披露の感想
※このブログは個人的な推測と趣味なので、ご了承の上お進みください。オチはありません。
嫁ちゃん曰はく、 初回・初披露っていうのは少し特別で、後から見返すと全く別の作品になっていることが多いらしい。
だからこの記事はGrandeurの感想というより、「Grandeur初披露」の感想であることを了承の上読んでほしいです。
また、個人的な解釈だということを理解の上お進みください。
Snow Manを知らない人の第一印象予想
嫁ちゃんが2D.2D.の時にこんなことを言っていた。
「職業病なんだけど、初見のライブとかは引きでぼーっと見るの。見ようと思ってないのに、強く目に飛び込んでくるものを見つけたいから。」
要するに「何も知らないお客さんがライブを見たときに、どこに目が行くのか」というのを舞台を製作する立場として探してしまうということらしい。「初めて見る」という経験は1度しかないから、全体の構成や、意外とこの動きが印象に残るなど、そういうことを初回は見てしまうようだ。
今回も嫁ちゃんは「Snow Manを知らない人が、テレビ画面越しに見たらどこに目が行くのか」という点を探したくて、一回目は引きでボーっと見ていた。
そんな初回視聴の印象は
「具体的な印象は薄いけど、勢いが強いことはしっかりと残る」 という風に感じたらしい。
※個人的な解釈です。
Grandeurはどちらかというと、一発でフレーズが耳に残るような系統の曲ではないように感じた。 1回聞いただけで全部歌える系統の曲ではない。 ただし3.4回聞くと、耳から離れないタイプの楽曲だと思う。
ダンスも同じで 、一発で印象に残るキャッチーな分かりやすい振りのフレーズがあるわけじゃない。 1回見ただけで全部踊れる系統の振りではない。 ただし3.4回見ると、踊ってみたくなるタイプの楽曲だと思う。
だから「 Grandeurってどんな楽曲だった?」と聞いたときに
「こんなパートがあって」「こんな振付があって」って具体的に伝えられるものが初見だと細切れで少ないと思う。
でも「印象が薄いグループだった?」と聞くとそんなことは無くて、めちゃくちゃ勢いがあった。 技術とか、情熱とかよりも、激流のような勢い。 どこがどう凄いかって言えないけれど、明らかな勢いを、Snow Manを知らない人でも感じると思う。
Snow Manを知らない人が見たGrandeurの印象は、分かりやすく言うと
「何やってるかよう分らんけど、なんかすごいね」 って感じかなぁという、予想に落ち着いた。 あくまで予想だけどね。
余談だけど、SixTONESの楽曲はこの真逆に感じることが多い。 一発でフレーズが残るけど、勢いというよりもそこに作品を提示されたような感覚がある。 どちらも素敵で、差別化が上手だなと思った。
ダンサーとしての嫁ちゃんの第一印象
楽曲としては、ジャズっぽいピアノの印象が強かった。
オシャレなピアノの音が、盛り上がりかけるとピコピコした電子音になり、もっと盛り上がるとラウールくんの爆発に全部持っていかれるような曲だと思った。
「最高難易度」と言われていたので、単純に技術的に難しいことが多発するのかと思っていたが、「何から手を付けたらいいのだろう」系統の難しさで、売れっ子の忙しいアイドルが、時間のかかりそうな踊りをよくやるな……といった感想だ。
そもそもアップテンポの曲に8分音符単位で振りが付いていて単純に速い。 アクセントは付けないとカッコ悪いけど、端折ってもカッコ悪くなる。
普通に技術的にも難しいんだけど、どう踊ったらいいのか分からない振りが多い。
例えば、嫁ちゃんが今回一番最初に印象に残った動きは、 最後のサビで右足をインのするところのラウールくんの動きだ。 ♪風よりも速く疾れ~ の「かぜ」の部分だ。
ここ、印象に残ってカッコいいんだけど、どうやったらカッコよく見えるポーズなのかよく分からない。
「かぜよりも」のよに向けての振りかぶりのような感じなんだろうけど、流すわけじゃないし、弾くわけでもない。でも停止でもないし、引っ張り続けるというよりも、パラメーターを急スピードで入れ替えるようなことをしなくちゃいけないんだと思う。野球のピッチャーがボールを投げる直前みたいなイメージなのかなと思う。
どこ支点に右足をインにしたらいいのかよく分からない。膝が軸足と被りすぎたら右足が短くなって、お客さんに与える印象が弱くなるし、かといって離しすぎても女性っぽくなる。
しかもラウールくんばかり見ていたけど、だてめめ辺りを見るとここの動きは右足をインにするだけでは無く「か・ぜ・よ」で右足がアウト・イン・アウトと動く振りになっている。
もっと言うと岩本くんは「かぜよりも」で踏みこんでるし、どの音を取るのか、どの解釈で行くのか分からない。
この難しい動きは一連の動きの中の1つでしかなくて、拍数にするとたった3拍だ。
一小節にも満たない。
売れっ子の彼らが割ける時間は限られているのに、たった3拍の足の動きを取り上げただけでも、これだけ大変だ。
こだわりだしたら何処までもこだわれるダンスだな、というのが初見の印象だった。
あと、サビの♪創造せよ〜のちょっと前のところ、移動のステップの出す足が決められてるっぽい。
ふかさくなべ辺りが分かりやすいけど、わざわざクロスする様に足を進めてる。 ジャニーズの踊りで、どの足から移動するかきっちり指定されていることは少なかったように思う(違ったらごめん)。
移動を移動に見せないってのはやっぱり素敵でダンスを上手く見せる基本だけど、アイドルにしては求められてるレベルが高いなぁと単純に思った。
Snow Manファンとしての嫁ちゃんの第一印象
【ラウールくん】
KISSI’N MY LIPSの時も思ったけど、初回の熱量はラウールくんがピカイチ。カメラアングルもあるけど、ラウールくんに似合う曲だと思う。
1番のサビでも十分爆発していたのに、どんどん踊りながら熱量を上げていって、最後のサビは1.5倍ぐらい爆発感があった。センターとして、速い踊りの端折り方が、Make It Hotから比べて、やっぱり上手になったなぁと思った。
【岩本くん】
岩本くんがピアノのニュアンスを担うのかな?と思ったが、ピアノの音よりも岩本くんの踊り方の方が強い。 オシャレなポジションではなく、落ち着いたボス感的な踊りだった。
佐久間くんとはちょっと違う、男性らしい斜めの視線と首筋の持って生き方が落ち着いていて素敵だった。 (最後の♪壮大な未来を胸に抱え ”The Grandeur”~ のあたり)
【阿部ちゃん】
「阿部ちゃんのより足が長く見えるときは、よく練習した証」と勝手に思っている。
カメラアングルもあるんだろうけど、この曲は阿部ちゃんによく似合っていた。
♪Believe in myself~ 辺りで阿部ちゃんのアップになるところとか、前後の空間へのアプローチがやっぱり上手いなと思った。佐久間くんが横へのアプローチが上手いので、是非とも阿部ちゃんには前後で極めてほしいと、超勝手に思った。(この辺いつか詳しく書きたい……!)
【目黒くん】
今まで予動がこんなにあったかな?と成長を勝手に感じた。 (ヨドウって漢字があってるのか分からないけど、動作に入る前の予備の動きのことらしい。ジャンプする前に膝曲げるとかそういう動きらしい。)
前奏で目黒くんがクルっと回って下手向きでポーズ取るところで、一回腕を上にあげてからピタッと止まるところとか、ハッとするほどカッコいい。
あと肩パッドの入った衣装がダンスによく似合う。ジャケットが角を作ってくれてよりはっきり見える。
♪Believe in myself~のところ、ジャケットによって左肩から入るのがより大きく入ったように見える。 そもそも肩から入るの、半年前はこんなに肩から入れてなかったと思うのだが…。 あと声綺麗。
【深澤くん】
モテる男感がすごい。
♪立ち止まる時間は無いさ~ の出てきかたとか
♪Now this time fight for liberty~ の足元のステップ、運動神経良さそう。
挙げだしたらキリが無いんだけど総じてモテそう。
とにかくモテそう。それに尽きる。
【佐久間くん】
やっぱり目を引く。一瞬で目が奪われると、その先にいるのは佐久間くんだった。
♪Believe in myself~ って辺りで、両腕を上げて胸を入れるところ、胸の入れ方に「あ、上手い人いる」って思った。
しょっぴーが♪誰より気高く~って歌う直前の佐久間くんにも「あ、なんか見なきゃいけない人いる。」って思った。
あとチャックどうなってんの????
【渡辺くん】
肘がやっぱりおしゃれ。歌ってるときに抜かれるので、ダンスももっとよく見たかった。でも歌が上手だから、正直そっちが気になってダンスがあまり入ってこなかった。
音声の切り替え?どうやってんの?生歌の人と録音音声の人がいるのなんで?
渡辺くんとは関係ないけど、単純に技術的に気になった。
【宮舘くん】
「この動き、絶対宮舘くん素敵だろうな!!」ってときにカメラにうつってなくて、不完全燃焼な気持ちが強い。 君彼でも思ったけど、誰よりも余韻を残すくせに、急に待ち伏せするような音の取り方をするのがびっくりする。
あとやっぱり太腿がしっかりしていて良い。もっともっとピタピタのレザーパンツ衣装が見たいと思った。 定点動画が出たら、だてこじをじっくり見たい。
【向井くん】
センターに来たとき、正面下側からの画角で見たかった。宮舘くん同様、不完全燃焼な気持ちが強い。 あとCry Outの時も思ったけど、ロックオンみたいな手をする振付はふかこじ系統によく似合う。ダンスも勿論上手なんだけど、スタイルの良さがやっぱり気になってそっちに目が行ってしまう。もっともっと身体のラインを見せてくれ。
ちなみに「こーじくん、何かのインタビューで衣装がいつも薄着だって愚痴っぽく話してたよ」と嫁ちゃんに伝えると
「当たり前だよ、誰がこーじくんに服なんて着させるか!スタイル良いのに出さなきゃ勿体ない!私なら、D.D.みたいなピタピタのパンツにシャツINを推していきたい。」
というので、ジャニーズならファーとかキラキラつけたいんじゃ無いの?と言ってみると
「じゃあ、肩に毛皮っぽいの羽織って真ん中から堂々と出てきて、踊りだすときに投げ捨てるとか?」
「バラードだったら薄着で歌って、途中ジュニアにふわふわの上着とか持ってこさせて、ステージ中央でゆっくり羽織ってから前通ってはけるとか?」
と色々な案を出しては、どうにかして脱がそうとし、しまいには
「やっぱりファーなんて着させるか!!いい身体してんだからバンバン見せろよ!!!」
とセクハラヤクザになっていました。
●まとめ
Grandeurは、今現在のSnow Manっぽい楽曲だなと思いました。 勢いがあって、盛りだくさんでよく分からないけど勢いがすごい。 見出すと沼にハマっていく感じもSnow Manっぽいなぁと思います。
楽曲の世界観としては、Storiesが自分視点だとしたら、Grandeurはもっと世界が大きくなったような感じ。 踊りとしては、Make It Hotのサビを見たときの第一印象と似てました。 まぁどっちも全然違うんだけどね。
ざっと初回の感想でした。
Snow Manの好きな所は、どんどん踊りが変わっていくところ。 次にGrandeurを見るときは、どんなパフォーマンスになっているんだろうか。
楽しみだね。
おしまい
●蛇足
嫁ちゃんにCDジャケット、通常版の画像を見せたところ
「舘様の足を見てごらん、太腿がとてもしっかりしてるよ。」
とにこやかに言われ、俺は宮舘くんの太腿の魅力に憑りつかれております。
リビングで踊り続ける嫁ちゃんと
スマホを見ながらニヤニヤする俺。
なかなかカオスな我が家です。
おしまい